『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』(三宅香帆)
『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』を読みました.最近『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』*1で話題の書評家,三宅香帆氏の2020年の書籍です.

あとがきで著者が記しているように,まさに「小説を面白く読むコツを伝授するという名目で,好きな小説について語りたいだけ語る本」といった感じで,著者の小説愛が至るところから伝わってくる一冊でした.本の中で紹介されている小説もだけど,三宅氏の他の本も読んでみたくなって,さっそく図書館で予約を入れました.
この本で紹介されている名作小説は
・『吾輩は猫である』*2
・『羅生門』*3
・『雪国』*4
・『金閣寺』*5
といった日本の近現代*6の小説や,
・『若草物語』*7
・『カラマーゾフの兄弟』*8
・『グレート・ギャツビー』*9
・『ペスト』*10
・『キャッチャー・イン・ザ・ライ』*11
・『老人と海』*12
といった1800年代から1900年代にかけての海外の小説,比較的新しいものでは
・『三体』*13
・『眠り』*14
・『亜美ちゃんは美人』*15
古いものでは
・『源氏物語』*16
などがあって,全体としてとても多様な作品が紹介されていました.
これらの名作のいくつかは高校生や大学生だった頃に読んだ気がするけど,正直なところほとんど記憶に残ってませんでした.特に夏目漱石氏の小説は,大学の図書館でハードカバーの全集*17を見つけて勉強の合間の気分転換にパラパラ眺めていたような記憶はありますが....なんとなく当時はそうした名作を読むという実績を解除することを目的のひとつに目を通してたような気すらします.いま読み直したら当時とは全然違った感想を抱くのでしょうか.
その意味では,まさに第一部にあった夏目漱石氏の『門』とか,今の方が興味をもって読めるのかもと思いました.

そしてこの物語を,夏目漱石は「門」と名付けた.それは,そうとしか名付けられなかったからだ.「俺と仲の良いはずの妻のあいだに子どもがいないという件について」なんてタイトルはつけられない.だって,『門』という小説が扱っている悩みは,ただ夫婦の話だけじゃなくて,その夫婦を取り巻くもっと複雑に入り組んだ悩み全体のことだから.
実際,私たちが人生で抱く悩みなんて,ひとことでばしっと名付けてしまえるほど単純じゃない.
たとえばもしあなたが自分と妻の問題について悩んでいたとしたら,そこには自分の仕事が今どういう状態か,とか,そもそも結婚することになった青春時代の経緯とか,さらに妻の幼少期から続く性格や親戚事情とか,自分の昔持っていた理想のありかたやそれを作った父母との関係とか,現在の経済事情や社会事情とか,それはもういろんな要素が絡み合った状況を,「夫婦」という切り口で悩んでいるにすぎない.ひとくちに「夫婦の問題」とか言ったって,それは氷山の一角で,おそらくもっと問題は根深い.だからこそ私たちは悩む.
別に夫婦関係について悩みがあるわけではないけど,20歳前後の頃よりはいろんなことを経験した分そうした悩みへの想像力というか共感できる点が増えているような気はします.
悩みのためというよりはエンターテイメントとして,三島由紀夫氏『金閣寺』も楽しめそうな気がしました.

この本では金閣寺を現代風に解釈して女子アイドルに置き換えたストーリーを紹介してて,それがなんだかしっくりきてしまって笑えました.
ここから先は私の解釈だけど,金閣は,現代でいうところの,彼にとっての「アイドル」だったのではないか・・・と思う.
(中略)
このアホっぽい仮説を立証するために,小説『金閣寺』における「金閣」を,仮にAKB48や乃木坂46みたいな「女子アイドル」に置き換えて考えてみよう.
小さいころから,それはそれは美しい存在だと親(アイドルオタク)から聞かされてきた.世界でいちばん美しいのだ,と.しかし実際にアイドルを間近で見てみると,そこまで美しいわけじゃないじゃん・・・と一瞬幻滅する.だけど握手会から帰った後,「いやでも待てよ,あのアイドルもいつかは卒業しちゃうんだよな」と考えると,いやにアイドルが美しい存在に思えてくる.
彼はアイドルのポスターを見るたび,心の中で「近くに来たよ!本当はもっと美しいんでしょ?本当の姿を僕に見せてよ!」と呟く.
ある日,現実世界で友達から紹介された女の子に会ったときも,妙にアイドルのことが頭に浮かんでしまって,なんとなく行為に集中できない.そうしているうちに女の子からは呆れられる.若干の高揚感を抱いて帰るも,その後にアイドルに対してむやみやたらな憎しみを抱く.
学校も行かなくなり,将来の展望も絶たれ,家出したとき,海を見に行く.そして,ふっと「あのアイドルを殺したらいいんじゃないか」と思うに至る・・・.
(中略)
自分の手で焼いてこそアイドル(金閣)の美しさが完成される,と考える最後の展開すら,「うわあ,思い込みの激しいアイドルオタクが考えそう・・・」という感想が浮かんで,納得できてしまう.
もしかしたら,物理的な法則や方程式でも同じようなストーリーが成り立ったりするでしょうか.一般相対性理論は,その帰結として測地線方程式および有名なアインシュタイン方程式*18
が得られ,この宇宙の膨張史を記述し,ブラックホールや重力波の存在を予言してきた最も美しい物理学の理論のひとつとされる.しかし勉強する中で実際に手を動かして計算してみると添え字が多くて大変で,そこまで美しいわけじゃないじゃん,と幻滅する.だけどさらに勉強を進めてみるとミクロな世界を記述する量子力学と整合させた理論はまだ確立されてなくて,そのうち統一的な理論に内包されてしまう可能性があると考えると,いやに一般相対性理論が美しい存在に思えてくる・・・.(以下略)
みたいな笑.たまに,一般相対性理論は間違っている的な主張を目にしますが*19,もしかしてそれってまさに,自分の手で焼いてこそ一般相対性理論の美しさが完成される的な発想だったりして*20.
そんなわけで,『金閣寺』はそういう振り切った変態を描いた小説として認識したので,ぜひ読んでみたい一冊になりました.が,Kindleで出版されていないことに気付きました....出版されて時間の経った文庫本って,それなりに売れ続けてたら良いですけど,ずっと書店の棚に眠ってた場合にしばしば本独特のニオイというかクオリティにちょっと抵抗あるんですよね*21.大きめの書店なら版を重ねた比較的新しいのがあったりするかな.
最近の小説で紹介されている『三体』もあらすじだけ見ると王道の内容で楽しめそうに思いました*22.

宇宙人との交信!宇宙艦隊!軍の秘密基地!物理学者の連続殺人事件・・・実際,『三体』のあとがきでは,「この圧倒的なスケール感と有無を言わさぬリーダビリティは,ひさしく忘れていたSFの原初的な興奮をたっぷり味わわせてくれる」と翻訳者の大森望さんが書いている.「SFの原初的な興奮」って,言葉はポジティブだがぶっちゃけ「めっちゃ古典的なSF小説だ」って言ってるも同然.いや批判ではなく,これがたぶん古典的なSF小説だからこそ,ここまでスケールの大きい,さらに読者層も広げられる作品になったのだろう.
宇宙人との邂逅は,いつだってSFの古典的テーマだ.そして出会った宇宙人が,地球を侵略してくるのではないか,と地球の研究者が戦うところも.我々読者は,そんなありふれたテーマを,あらためて新鮮に読んでもいいんじゃないだろうか.
Wikipediaのあらすじを参照すると,『三体』で出てくる異星人は,質量がほぼ等しい3つの恒星からなる系*23の惑星に住んでいます.いわゆる三体問題として知られているように,太陽と地球のような二体からなる系の力学運動は古典力学をもとに厳密に解くことができます.しかし,そこに別の天体を考慮した三体以上からなる系の力学運動は解析的に解くことは基本的に困難です*24.
三体星人のいる系は,質量がほぼ等しい恒星が3つあるためその力学運動を厳密に解くことはできず,三体星人が住んでいる惑星がどれか一つの恒星の周りを公転するなど比較的安定した軌道にある間は良いですが,やがて他の恒星からの重力によって軌道が乱れると,昼夜の時間が不安定になって長期的な日照りが続いたり,恒星に近づきすぎて岩石が溶けるほどの灼熱の気温になったり,逆に恒星から遠ざかりすぎて窒素も凍る極寒の気温になったりします.最悪の場合,惑星が系からはじき出されて星間空間をさまよい続けることになったり,もしくはいずれかの恒星に飲み込まれてしまったりするという,想像しただけで絶望的な状況にあります*25.
実際,三体星人の住む系にはかつて12個の惑星があったけど*26,11個はすでに恒星に飲み込まれてしまって*27,残る1個も数百万年後には恒星に飲み込まれると予想されています*28.そのため別の恒星系への移住を考えていたところ,わずか約四光年の距離にたった一つの恒星のまわりを公転し大量の水を有する惑星(すなわち地球)があることを知り,移住に向けて征服するためにたくさんの宇宙艦隊を送り出す,という流れ.
私が読む場合は,状況設定の段階でいろいろと質問・疑問が生じているので(脚注で「まだ読んでないから知らないのですが」が続いてしまいました…),それなりに調べないと気が済まなくてなかなか読み進められない気もしますが,それも含めて楽しめるという意味では確実に良い作品のような印象を持ちました.
古典の『源氏物語』も気になりました.

思うに,古典は,解釈合戦を見ることができるから,オモシロイのだ.
古典は,自分で読んでみて楽しむのが半分.その後にいろんな人の解釈を読んでさらにその倍楽しめる.古典を読むこともまあ楽しいけど,それはまだ50%くらいの味わい.鰻をタレごとごはんの上に乗せて食べていないようなものだよ!*29
というのもわかる気がします.物理学を勉強する上でも,昔からよく使われている教科書を読むだけでなくて*30,最近出た特色ある教科書を読むとまた違った観点が得られておもしろかったりしますよね*31.
特に背景知識として一条天皇と彰子のエピソード(『源氏物語』キューピッド説)が興味深かったです.
一条というのは,彰子の夫である一条天皇のことだ.彰子からすれば,夫が自分の愛読書である『源氏物語』の真価を見抜いてくれたことがどんなに嬉しかっただろう.なんせ,一条天皇に『源氏物語』を「読んで!」とプレゼントしたのは彰子なのだ.
男子を出産したばかりの彼女は,紫式部の『源氏物語』執筆を熱心に応援しつつ,その作品を夫にプレゼントしていた.そして夫はその面白さに気づいてくれた.
この事実が,彼女たちの仲を深めたのではないか,と『源氏物語の時代』は解説する.
(中略)
これを知って『源氏物語』を読むと,よりいっそう,なぜ紫式部がこんなにも『源氏物語』を長く,そして深く書けたのか分かってくる.彼女には,ちゃんと待っててくれる読者がいたのだ.
あと,源氏物語とまったく関係ないところで,数値の整合性が気になってしまいました.これはきっと私の癖(へき)ですが.
古典は,自分で読んでみて楽しむのが半分.その後にいろんな人の解釈を読んでさらにその倍楽しめる.
古典作品は,ただ自分で読むだけで終わらせるよりも,プロの演奏家による解釈を読んだほうが数倍楽しい.
3.プロの解釈を楽しめば古典は百倍おいしい!
調べたところ数倍って明確な定義はないですが二倍を含むことがあるようなので,二倍と数倍の違いはおおまかな見積もりとしてはまだ許せますが*32,100倍はさすがに全然違う値になるんじゃないかと笑.はい細かいですね,すみません...
最後に作品というよりは文章の書き方という点で,文学的とは細部までこまかく描写することである,っていう説明も興味深く思いました.
たとえば,
ある日の夕方,私は彼女に電話をした.
という一文.これを,
二月二十一日.とくべつ夕焼けがきれいというわけでもなく,なんだか曇り空が広がっている夕方.私は,彼女に電話をした.
・・・なんだかちょっと,文学的になっていないだろうか?あるいは,こんなふうにもっと細かく書くと.
二月二十一日.夕方.私は買ったばかりのiPhone Xを,通勤用の鞄から取り出した.彼女に電話をするためだ.普段はLINEばかりしているから,電話なんてする機会ないんだけど.この時ばかりは,とくべつだったのだ.
(中略)
私たちは,ふつうなら切り捨ててしまうような細部を執拗に書くことに対して「文学」を感じる生き物らしい.
七月,梅雨の真っ只中の蒸し暑い夜.湿度を下げようと入れたエアコンの運転音だけが部屋の中で小さく響いている.私は机に向かいキーボードに手を乗せた.最近,YouTubeで左右分割キーボードが長時間の作業でも自然な姿勢でタイピングできるためおすすめされているのを見て気になっているが*33,まだ買ってはいない.ただ,今使っているAppleのマジックキーボードでも肩こりなどは生じておらず,かつシンプルなデザインなので嫌いではない.私は静かに深呼吸をしながら,これから書く文章に思いを巡らせた.心に留まるどんな些細な点も描ききる.それが文学の本質だと信じている.これからの私の文章は,物事の細部に宿る美しさを捉え,読み手の心に深く刻み込まれるものになるだろう*34.
そんなわけで,久々に読んだ本の感想をはてなブログに書いたのですが,やはりnoteと比べて脚注機能がある分,はてなブログはこういう文章を書くのに向いているなと思いました.あとまぁX(旧Twitter)にも感想を投稿してみたのですが,短文にまとめるのはあまり得意ではないですし,あとで読み返して修正することが多いので,私の用途には向いていないことが再確認できました.当初Xに投稿したものをこちらにコピーしてきたときは合わせて1000字くらいだったのですが,こちらでふくらませて書いてたら楽しくなってしまって気付けばこの長さになってしまいました.はてなブログをもっと活用していきたい.
*1:あちこちの書店で平積みにされてますが,先日行った書店でこの本の横に『本は読めないものだから心配するな』っていう書籍が平積みされててちょっと笑いました.
*2:1905年に雑誌『ホトトギス』にて発表された夏目漱石氏の小説.
*3:1915年に雑誌『帝国文学』にて発表された芥川龍之介氏の小説.
*4:1935年から雑誌『文藝春秋』や『日本評論』などにて発表されていたものをまとめた川端康成氏の小説.
*5:1956年に雑誌『新潮』にて発表された三島由紀夫氏の小説.
*6:時代区分はこちらを参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E4%BB%A3
*7:1868年に出版されたアメリカの作家ルイーザ・メイ・オルコット氏による小説.
*8:1880年に出版されたロシアの作家フョードル・ドストエフスキー氏による小説.
*9:1925年に出版されたアメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルド氏による小説.
*10:1947年に出版されたフランスの作家アルベール・カミュ氏による小説.
*11:1951年に出版されたアメリカの作家J・D・サリンジャー氏による小説.
*12:1952年に出版されたアメリカの作家アーネスト・ヘミングウェイ氏による小説.
*13:2008年に出版された中国の作家劉慈欣(リウ・ツーシン)氏による小説.
*14:村上春樹氏による短編小説.1990年に出版された『TVピープル』に収録.
*15:綿矢りさ氏による中編小説.2011年に出版された『かわいそうだね?』に収録.
*17:オレンジっぽい色で何らかの文字が書かれていた印象的なハードカバーだったなぁと思って検索したらメルカリとかでいろいろヒットしました.おそらくこちらに画像がある岩波書店のもの:http://www.webdoku.jp/shinbunka/2016/09/09/205324.html(あまり長く残ってくれてそうなURLが見つからなかった.)
*18:はアインシュタイン・テンソル,
は宇宙項,
は計量テンソル,
は万有引力定数,
は光速,
はエネルギー運動量テンソル.
*19:学会でそういった口頭発表がなされていたり,所属していた大学院のメールボックスにそういった方々から論文原稿が送りつけられてきたりするのを初めて見たときは衝撃を受けました.
*20:そんなわけないか.
*21:新型コロナが流行った頃,ハヤカワ文庫から出ている『かぜの科学』が気になって,実はそれ以来ずっと読みたいなぁと思っているのですが,Kindle版が出てなくて,大きめの書店に行ってもずっと棚で眠ってた感じのいまいちなクオリティのものしか見つからなくて,保留したままいまだに購入できていません...って書いて調べてたらKindle版が出ていることに気付きました!セールになったら買おう笑.
*22:あのボリュームは読み始めるにあたって大きな障壁に感じますが.
*23:あえて書かなくても良いかもですが,ここでいう「系」は考えているシステムのことを意味してます.参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%BB_(%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%A7%91%E5%AD%A6) 一般的に使われる「草食系男子」とか「原宿系」とかいった場合の「系」とは意味が異なることに注意が必要です.
*24:ただし,三体のうちどれか一体の質量が他の二体と比べて十分小さければ,その天体の重力の寄与を無視するなどして近似的に解くことはできます(制限三体問題).参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BD%93%E5%95%8F%E9%A1%8C
*25:まだ読んでないから知らないのですが,どれくらいの時間スケールでそういう状況に陥るんですかね.
*26:まだ読んでないから知らないのですが,これはどうやってわかるんですかね.三体星人の文明が天体観測できる程度に発達した段階では12個あったということでしょうか.
*27:まだ読んでないから知らないのですが,12個中11個が飲み込まれるって確率的にもっともらしいんですかね.一部は系からはじき出されてどこかへ飛んでいってしまってても良い気がしますが.
*28:まだ読んでないから知らないのですが,これは数値シミュレーションの結果をもとにした予想と考えたら良いですかね.三体問題は厳密には解けないと言ってるけど,数値的に積分していくことはできますもんね.
*29:一瞬状況がわからなくなりましたが,うな重を頼んだのに鰻しか食べていないようなものということでしょうか.どうでもいいですが,私はうなぎをごはんの上に乗せて食べるより,定食のように別々にして食べる方が好きです.
*30:私は最先端ではない一般的な物理学を勉強する際に原著論文までたどることはめったにないですが,むしろ原著論文をよく読んでいるような人もいますよね.学生の頃に受けた和達三樹氏の講義で,同級生だった太田浩一氏から,シュレーディンガーの論文を全部読んでからじゃないとシュレーディンガー方程式を書いちゃダメと言われた,といったエピソード話があったのを思い出しました.
*31:そういえば『入門 現代の量子力学』を読んでみたいと思ったまま,どんどん月日が経ってしまっています....読めてないのは他にやることがありすぎるからかなと思う反面,ここで紹介しているような本は読んでいるわけで笑.もはや一人では拘束力がなさすぎて読めないのではという疑いがあります.もしくはこれもまた,つかずはなれずでいて,私自身の本当に切実な悩みがその本の内容に重なる瞬間を待つのが良いのでしょうか(この本の「あなたが「積ん読」しているのは正しいと思うたった一つの理由」を参照.).
*32:いやでもやはりどちらかに統一すべきだとは思ってしまいますが.
*33:実はおすすめしてたのはこの本の著者の三宅香帆氏.動画はこちら:https://youtu.be/KumrMEWp2Sg
他にも三宅香帆氏は動画でもいろいろ発信してるみたいで,ここのところYouTubeでリコメンドされまくってて,つられていろいろ見てしまってます(そしてさらにリコメンドされる).特にこれとかおもしろかった:「書評家の三宅香帆さんに、"推し"の魅力を伝える文章の書き方を学びます!」
*34:ここでは単に,今後文章を書く上で参考にしたい,って書こうとしたのですが,せっかくなので練習として「文学的」(?)にふくらませて書いてみました.